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失敗談

辛い!痛い!怖い!子連れキャンプはブヨに注意!〜虫対策まとめ〜

投稿日:2017年9月7日 更新日:

よしかずの過去のキャンプの中で一番辛かった出来事は、
家族全員がブヨにやられたことです。

この時はまだキャンプレベルも未熟で。。。
ブヨ発生の可能性が高い状況にも関わらず、
対策なしでキャンプを強行したため本当にえらい目にあいました。

結局、チェックアウト後にそのまま病院に駆け込んだ始末です。

 

ブヨは大人にも相当なダメージを与えますから、
子供には本当に辛いです。
自分の知識が足りないがために、
かわいそうな想いをさせてしまいました。

僕と同じ過ちを繰り返さないよう、
よしかずの対策・方法をこちらでお伝えします。
しっかり対策して、家族で楽しいキャンプにしてください。

 

ブヨ(ブユ)とは?

 

まずはこいつのプロフィールを簡単に。

 

姿

ハエによく似ていて、それよりも一回り小さいくらいの大きさです。

写真参照:wikipedia

見たくもないけど。。。
カッコ書きで「ブユ」と書いてあるのは、
地域によって呼び名が違うから。
他にも「ブト」と呼ぶところもあるらしいです。

 

活動時期

基本的に年中活動しています。活発になるのは6月〜9月くらい。
特に気温の低い朝と夕方に発生しますが、
湿気を好むので曇りや雨の日は時間を問わず一日中発生します。

 

生息地

水中に卵を産むので水辺に近い場所に多いと言われますが、
正直いってキャンプをするような自然の多いところには
必ずといっていいほどいます。

多いか少ないかの問題です。
また、酪農地帯にも多いと言われます。

 

攻撃方法

こいつらは蚊と同じで人間の血を吸います。
ですがその方法は「刺す」のではなく、
なんと口で「かじる」「かみ切る」です。

そのため食われた後に吸血箇所から血が出ているのも特徴です。
ちっちゃいくせに完全にモンスター級です。

とりあえずプロフィールはこんな感じ。
何よりも恐ろしいのがブヨに噛まれた際の症状です。

 

 

ブヨの症状

 

上述したようにブヨの攻撃方法は口で「かじる」です。
その際に、口から毒素を注入してきます。

蚊と違い、吸血後すぐにかゆみはありませんが、
翌日以降に患部が通常の2〜3倍に赤く腫れ上がり、
猛烈な痒みや痛みが襲ってきます。

食われた箇所が可動部に近ければ動かすたびに痛みを伴います。
例えば足首をやられると歩く度に痛むという感じです。

 

この最悪の症状が、なんと通常で1週間ほど続くというさらなる悲劇。

複数箇所を刺されると頭痛や発熱まで発生し、
体質や噛まれた部署によっては、
1ヶ月以上腫れが引かないこともあるそうです。

実際、よしかずは4箇所ほど喰われ頭痛と発熱を起こしました。
当時5才の娘は、大事な顔面喰われ数日ヒヤヒヤしましたが、
とりあえず跡も残らず大事には至りませんでした。

 

 

我が家のブヨ対策

 

とはいえブヨが怖いからキャンプに行かないなんて、
もったいないことはしません。
キチンと対策を立てれば大丈夫です。

 

パーフェクトポーション アウトドアスプレー

まずはこの「パーフェクトポーション」。
よしかず家ではキャンプでの必需品です。

シトロネラという成分を中心に、ペパーミントやユーカリなど、
虫が嫌がる効果の高いオイルを配合したスプレーで香りもとても爽やか。
しかも天然成分100%なので、赤ちゃんでも安心して使用できます。

肌が露出している部分に吹きつけることでブヨの被害を防ぐことができます。

 

よしかず家では、このポーションを使いだしてから、
被害が大幅に減っているので効果は高いといえるでしょう。
(後述の対策も行っているので、これだけの力とは厳密に言えませんが。。。)

パーフェクトポーションは水や汗に弱く、
時間と共にその効果も薄れていきます。

川遊びをしたり汗をかいた後は、
スプレーし直すように心がけてください。

 

 

 

フマキラー スキンベーブ虫よけスプレー

こちらはブヨ対策というよりは、蚊の対策用。

パーフェクトポーションは蚊にはあまり効き目がないみたいなので、
セットで吹きかけるようにしています。
ここではフマキラーを挙げましたが、虫除けスプレーならなんでもOKです。

 

 

 

Alpine DESIGN 虫除けキャンドル

やはりシトロネラを中心にしたキャンドルで、
よしかず家では真っ昼間からこれをサイトのど真ん中、
主にテーブルの下で焚いてます。

少々値は張りますが就寝時以外つけっぱなしで4日くらいもつので、
ブヨに食われることに比べたら安いもんでしょう。
香りも特に気になりません。

 

 

パワー森林香 赤色

最近、キャンパーさんの間でも有名になってきた「パワー森林香 赤色」。
元々は林業を営む方のための強力な虫除けです。

蚊取り線香を赤くしたような見た目ですが、
より太く煙の量も倍以上あります。

ただこのパワー森林香、適用害虫は「ユスリカ・チョウバエ・アブ」となっており、
今回の大敵であるブヨには効き目が薄い可能性が。。。

 

 

 

 

というわけで、
よしかず家ではポーションと通常の虫除けスプレー、シトロネラキャンドル、森林香の
4点を使用し、キャンプに望んでいます。

実際にこれらを使い始めてからブヨの被害は激減しました。
ほぼ0に近いんじゃないかな。

 

 

ブヨの出る時期、場所を避ける

また、そもそもブヨのいる場所を避けるという対策があります。

 

上述したようにブヨにはブヨの好む環境があります。

わざわざそんなところへ飛び込むのは自殺行為ですから、
例えば6月の湿気の多い時期はキャンプに行かない!とか、
どうしても行くなら水辺や湖畔のキャンプ地は避けるとかして、
なるべくブヨに近づかないようにすることも大切です。

 

当たり前っちゃあ当たり前ですが。その他にも当然の対策として
「長袖長ズボンを着用する」がありますが、
よしかず家ではあまり実践していません。

だって暑いのにわざわざ長袖長ズボン着るの嫌じゃないですか。
子供なんてもっと素直です。「暑い!やだ!」で終了です(笑)

ブヨは素肌を狙ってくるので効果は高いと思いますが、
暑い夏場はなかなか難しいでしょう。

 

 

それでもブヨに食われてしまったら

どれだけ対策をしてもブヨの被害にあってしまう場合があります。

こればかりは仕方ありませんが、以下の処置が効果的です。

 

 

エクストラクター ポイズンリムーバー

ブヨで一番の治療法は速やかに毒素を抜くことです。

 

とはいっても手で押すぐらいではダメです。

このポイズンリムーバーは小型で軽量、
しっかりした吸引力を持ちながら3,000円前後と非常にお買い得。

これを使って20分くらい毒素を抜き続けると、
後の腫れや痒み、痛みがかなり抑えられます。

アタッチメントが複数あるので、ハチや蛇などにやられた時にも活用できます。
よしかずはブヨ以外で使ったことはありませんが(笑)

これは絶対オススメです。ぜひ一家に一台常備してください。

 

 

 

ムヒアルファEX

毒素を抜いた後で、ムヒアルファをつけるとより効果的と言われています。

まだよしかず家では試したことがないので、なんとも言えませんが、
それでも毒抜きは必須となりますので、あくまでその後に。

 

 

 

ブヨの毒は本当に怖いです。

でもだからといって「キャンプに行かない」と決めつけてしまうのは、
それは本当にもったいないとよしかずは思います。

キャンプには魅力がいっぱいあります。
子供が自然から色々なことを学びます。
子供だけでなく大人も心癒され、心身ともにリフレッシュできます。
家族の思い出作りやコミュニケーションにもなります。

MajiでKoiするキャンプの魅力

最初から諦めてしまうのではなく、
愛する家族やお子さんが辛い想いをしないように、
キチンと対策した上でキャンプに行きましょう。

そうすればいっぱい楽しいことが待っています。

 

夏のキャンプシーズンは他にも注意すべきことがたくさんあります。
こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

夏休み・お盆休みのキャンプの注意点







-失敗談


  1. 毛利 光輝 より:

    突然のコメントで失礼いたします。朝日新聞デジタル編集部の毛利光輝と申します。
    ただいま朝日新聞子育て面で「親子キャンプ」をテーマに失敗談や親子の楽しみ方を取り上げることを考えております。よしかずさんのブログを拝見し、ブヨのお話など参考になる話題が多く、ぜひお話をお伺いさせていただければとコメントいたしました。
    突然のお願いで大変恐れ入りますが、もしよろしければご連絡いただけますと幸いです[。
    どうぞよろしくお願いいたします。

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はじめまして。familycamplifeの管理人「よしかず」です。家族とキャンプを愛する2児の父です。キャンプは月1目標の外遊び大好きアラフォーです。